コア抜き工事とは、建築躯体といわれる、建物の基礎となるコンクリート部分に穴をあけることです。
建物を建てるときに配管や配線などを通す、また、耐震精度を確かめるため、テストに使用する場合などがあります。
さらに、リフォームなどの場合は大切な鉄筋を切断しないように注意して、コア抜き工事をおこなう必要があります。
この工事はコアボーリング、コア削孔、コア穿孔とも呼ばれています。
基本的には出来上がっている建物に後から穴を開ける工事です。
はつり工事は、コンクリートを削ったり、切ったりする工事を指しますが、壊したり、穴を開けたりする工事も含まれます。
コンクリートの範囲は広く、マンションやビル、一般住宅の壁や駐車場をはじめ、橋や道路などもその対象となっています。
コンクリートにさまざまな加工を加える工事で解体工事に比べると小規模で、人の手で行われる繊細な工事を行います。
あと施工アンカー工事とは、コンクリート打設後に構造物に機器・鋼構造物などを固定することをいいます。
アンカー引張試験とは、構造物に施工された、あと施工アンカーが所定の強度を有しているか確認するための試験になります。
コンクリート構造物にダイヤモンドワイヤーを環状に巻き付け、一定の張力をかけながら高速走行によって切断する工法です。
ワイヤーを通す事ができれば、複雑な形状物や大断面の切断・狭い場所・高所など対象物の制限なく切断ができます。
また、振動・騒音への配慮が必要な現場で大きなコンクリートを切断できます。
コンクリートによる構造物の解体・撤去に "ダイヤモンド" を工具として用い、切断・切削・穿孔を行う工事です。
粉塵・騒音・振動が少ないため、公害規制への配慮が懸念される環境に適しています。
コンクリートに設置したレールに沿ってブレードを高速回転させることで対象物(柱・壁・階段)などを正確に切断することをウォールソーといいます。
斫り工事とは異なり、振動・騒音・粉塵が少ないため、公害規制への配慮が懸念される環境に適しています。
RCレーダーによる鉄筋探査では、コンクリート構造物の内部の鉄筋の位置・間隔・かぶり厚を調査したい場合に使用します。
弊社では、コア抜き工事やアンカー工事と併用して使用することが比較的多く見受けられます。